カオス理論の発端はポアンカレ(フランス)の提起した相互作用関係にある三天体の運動を扱う問題です。
「初期状態の僅かな違いで将来非常に大きな違いを生む」というバタフライ効果(ブラジルで蝶が羽ばたくとテキサスで竜巻が起こる)もカオス理論の特徴で、「予測できない未来がある」「計算出来ない将来がある」事を示しているとも言えます。
目の前にある僅かな差が、無視できるような誤差に過ぎないのか、将来大きな差を生む重要なものなのか・・・
この小さな差を何も考えなければ楽ですが、きっと将来後悔します。
この小さな差を今考えておけば、将来楽できるでしょう・・・いや後悔はしないでしょう。
毎日毎日、「他人の、将来に係わる小さな差」を診ていくのは誤解を恐れず言えば、楽しいのですが、少なからず疲弊もしていきます・・・。
まぁ、前向きに倒れようかね。
あ、厚さ0.1mmの紙を何回折ると富士山の高さになると思いますか?
たった25回です。