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2018年春

天上天下唯我独尊

特攻服の背中の刺繍に良くありますが(笑)、これは「俺様が1番だぜ!」という意味ではもちろんありません。
お釈迦さまが生まれた時の言葉で、「私たち人間にしか出来ないたった一つの目的があるのですよ」という意味です。
それぞれの生命にしか出来ない事がある筈で、人間がヒエラルキーの頂点だとは決して全く思いませんが総論としては納得します。
あなたの「目的」はなんですか?

2018年春

エマーソン

Happiness is a perfume you cannot pour on others without getting a few drops on yourself.

幸福は香水みたいなもんで、他人に振りかけりゃ自分にも必ずかかる。

Ralph Waldo Emerson ラルフ・ワルド・エマーソン
2018年春

虚数

デカルトをして「想像上の数」と言わせた虚数。
2乗しても0を超えない実数になる数で、英語ではimaginary number と言います。

なんで想像上の数が必要なのか、リアルワールドしか信じられないヒトは大勢いるでしょう。

これがすごく便利な事に最初に気付いたのはオイラーです。

仕方ありません。オイラー以前は当時の知識人すら「存在しないものは意味無し!」と考えていたようですから。

この虚数と実数を組み合わせた複素数を現実世界で表現するには座標を用います。複素平面(ガウス平面)です。

xとyの2文字でしか表現できなかった世界が<虚数i>1文字だけで新たな2次元空間を生み出せます。新しい世界です。

複素平面上の1点は<虚数i>を掛ける毎に原点を中心に反時計回りに90度移動し、4回掛けると元に戻る!

美しい・・・

想像の世界のなんと美しい事。そこにはリアルワールドの曖昧さは微塵もありません。

現実世界のなんと解りにくい事・・・。

2018年春

妙典橋

昨日の「行徳新聞」に載ってました。
妙典橋が今平成30年度中に開通だそうです!
もっと先の話かと思っていました。
妙典のしかもこの場所を開業の地に選択したのは間違っていないと思います。
原木中山が、西船橋がご近所になる。

最近(僕の中で)良いニュースがないので、これ凄く嬉しいです。

写真ありません。
2018年春

一気に円高

米中の貿易戦争が始まりましたね。日本経済はとばっちりです。
ロシアもプーチンさん再選でいよいよ行き詰まり感が強くなってる。石油と天然ガスだけじゃ行き詰まるでしょそりゃ。
イギリスもなかなか抜けられないし、EUはデフォルト国家だらけ。
中東は相変わらずきな臭いしインド以東にしか資金が逃げられない。
北朝鮮がこのタイミングを計ってたなら侮れないな。
日本は下らん事で地盤が揺らいでるしお話にならない。
世界は益々混沌としてきた。

そんな中、国立&私立医学部合格おめでとう!
心から祝福します。

それに比べて僕は・・・混沌の真っただ中だ。

写真ありません。
2018年春

薬剤関連関節痛

閉経後乳がんの治療に用いるアロマターゼ阻害剤(アリミデックス、アロマシン、フェマーラ)を服用している方が関節痛を訴え薬剤の変更を希望されていらっしゃいました。およそ1~3%の方に起こる副作用であり骨代謝に係わるエストロゲンの合成を抑制するこの薬には起こり得る作用ではあります。通常は一般的な鎮痛剤などで対応するのでしょうが、昨年2月に発表された以下の論文をみつけました。
原題Randomized, Multicenter, Placebo-Controlled Clinical Trial of Duloxetine Versus Placebo for Aromatase Inhibitor-Associated Arthralgias in Early-Stage Breast Cancer: SWOG S1202.著者Henry NL, Unger JM, Schott AF, Fehrenbacher L, Flynn PJ, Prow DM, Sharer CW, Burton GV, Kuzma CS, Moseley A, Lew DL, Fisch MJ, Moinpour CM, Hershman DL, Wade JL 3rd
これはこの疼痛に対してデュロキセチン(サインバルタ©)を用いる方法で、統計的に有意差をもって効果が示されています。
このサインバルタ、日本での適応症はうつ病や線維筋痛症です。つまりアロマターゼ阻害薬関連疼痛に正式な適応はありません。
でも僕はたまに抗うつ剤と言われる薬剤の副次的な作用を狙ってうつ病とは関係ない疾患に用いる事があり、大きな効果を得ています。
もちろんその旨お伝えしないと、薬局で懇切丁寧に説明されるため「私をうつ病だと思ったの!」とせっかく築いた信頼関係を損ねる事があります。
このような使い方をするのは一時的であり、長期には必要ない事が多いですし、僕らが管理していれば怖い事はありません。
型に沿う事はリスク管理のために重要ですが、病気を診てばかりではヒトは治せません。否、病気を治さなくてもヒトは治せます。
もちろん信頼関係が出来ていてこその話です。

写真ありません。
2018年春

雨の花粉

花粉症には優しい雨です。
雨は嫌いじゃないんですが、春の雨は嫌いです。いや、春が嫌いなのかな。
桜もあまり好きではありません。
春の歌も一緒。
ヴィヴァルディの「四季」も「春」より「秋」の第3楽章アレグロが好き。

特に今年の春は大嫌い。2018年の春は永遠に嫌い。