幾何学の父、ユークリッド。
古代ギリシャ数学の集大成で現代数学の基礎、ユークリッド幾何学。科学者の聖書です。
「定義」「公準」「公理」を先ず設定します。
例えば・・・
「点は部分を持たないものである」
「線とは幅の無い長さである」
「線の端は点である」
・・・などと定義して始めます。
仮定されるべき性質である公準と、自明として受け入れられるべき性質である公理を根拠として命題を証明する論理を積み重ねるのです。
この世界の根っこの部分。
しっかりとした根があるからこそしっかりとそびえる大木。