今更ながら完全電動車に乗って来た。
正直驚いた。
EUのガソリン車販売禁止措置はドイツの反発で延期されたが、やはりその流れは温暖化防止の点からも止むことはない。
エンジンとそこからのエネルギーの引き出し方を特技とするメーカーはほぼ一定の特性の電気モーターでは存在感は出し難い。
つまんない車だろうと高を括っていたら・・・とんでもない。
バッテリーの重量を全く感じない出力とギアボックスを介さない事によるエネルギーロスのなさとスムースな継ぎ目のない加速。最重量物が底にあることによるバランスはこれを自由に設計できるであろう事からも、軽量化で上げてきた運動性能にもマイナスどころかプラスだろう。もちろん軽量化できれば更に良かろう。ブレーキペダルを使わないモノペダルも慣れると楽ちん(日産が注力してるとこかな)。
自動車メーカーでなくても、否、電機メーカーだからこそすごい車が作れるんじゃなかろうか。
たまたま乗せてもらったのがFiatだったからか、この車は購入は出来ず全てレンタルという形になる。
後は充電ステーションと航続距離の問題がクリアー出来れば悪い話ではない。
「地球のために」とか理由つければ・・・いやさすがにそんなに簡単に車は買えない。