JAXAによるとはやぶさ2が予定通りりゅうぐうに到着したようです。
これから16分ずつかけて地球へりゅうぐうの情報を送り続けます。
着陸ポイントの決定です。
はやぶさの推進力はイオンエンジンですが、初代はやぶさでは4基搭載した中和器の内3基が壊れました。
はやぶさ2のイオンエンジンは耐久性ばっちりで、現在までトラブルは起こしていません。
キセノンガスを電離しプラスイオンに変え、マイナスの電極に引かれる事を利用したこのエンジン、地球上では1円玉をやっと動かせる程度の力ですが、宇宙空間でははやぶさ2を太陽相対速度で秒速32㎞にまで加速出来ます。
無事ミッションをこなした後はお土産を持ち帰りますが、復路は往路の半分以下の時間しかかかりません。
これは惑星の位置とこれによるスイングバイのタイミング、往路と違って減速の必要性がない事があげられます。
3億Km彼方で小さいはやぶさ2が壮大な計画を実行しています。